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ドキュメンタリー映画祭

ドキュメンタリー映画と社会科学

日本への窓ドキュメンタリー映画祭(Fenêtres sur le Japon)は、エスノグラフィーを中心とする社会科学と、ドキュメンタリー映画の間の、多くのつながりや交わりをさらに探求するために生まれました。どちらの分野もフィールドワークから出発し、社会を展望することを基礎としています。文章や映画に描かれた人物や場所に、多かれ少なかれ長期にわたって接することから出発しています。ジャン・ルーシュやエリオン・デ・ラトゥールのような社会科学の研究者は、かれらの観察を別の媒体で表現するためにカメラを使うことがあります。また、森達也のように、映画作家がドキュメンタリーを書籍のように展開させることもあります。

この映画祭は、日本という場所を起点に、この二つの世界の継続的な対話に寄与することを目的としています。